遠視

レーシックの術式は大きく分けて何種類?

レーシックの手術方法は近年たくさん増え様々な手術法から選べるようになりました。
手術法が選べるようになったことで今まで手術が受けられなかった人も受けられるようになりました。
また、費用や痛み、症例数や医師の技術など自分の理想に合った手術法が選択できるようになりました。
ここではメジャーな5種類について紹介します。

まずは従来のレーシックについてです。
これはケラトームと言われていてマイクロケラトームという機械を用います。
ケラトームという金属のかんなのような電動メスでフラップを作成します。
最近では他の手術法に比べ大幅に安価で手術が受けられますが、合併症が起きることが多いのが問題です。
フラップを作成する際に角膜に細かい傷が入ること、医師の技術に出来が左右されることが理由です。
そういった不安要素があるため、最近では手術数は減っています。

次ににイントラレーシックがあります。
これは現在主流となっている手術でコンピューター制御をした機械でフラップを作成します。
ケラトームよりフラップが手術後に定着しやすため合併症の危険度が低いです。
安全性と精度の高さから人気が高い手術法です。

ウェーブフロントレーシックは手術前の検査に特徴があります。
事前検査で角膜の状態を調べる際に今までのレーシックよりより詳細な状態を確認します。
これにより収差を矯正することができるため通常のレーシックよりもさらにクリアな視界が得られます。
オーダーメイドの手術になるため費用が他の手術より高額ですが、今までレーシックが受けられなかった不正乱視も手術可能なことが魅力の手術です。

エピレーシックは角膜が薄いためにレーシックが受けられなかった人に向いている手術です。
エピケラドームという機械で作るフラップは従来のものより非常に薄くなったのです。
そのため医師の技術が必要なこととフラップが薄いため合併症のリスクがあるのがデメリットです。
薄いフラップを保護するために保護用コンタクトの装着や寝ているときにフラップがずれないよう眼帯を装用いて寝る必要があります。

ラセックは角膜の保護層を切らないのが他のものと大きく異なる特徴です。
フラップが薄いのでこれも角膜が薄い人でも手術が受けられます。
手術の方法は麻酔後に角膜をアルコールにつけて柔らかくしてフラップを作成します。
保護層を切り取らないため、術後フラップが完全になくなるというのが大きなメリットです。
そのため、激しい運動を行う人にとても向いています。
デメリットとしては、エピレーシックと同じく医師の技術が必要な手術ですし、術後は保護用コンタクトの装用が必要なことがあります。
また、アルコールの眼への影響もまだはっきりしていません。

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