遠視

遠視の治療にはイントラレーシック

イントラレーシックとは「イントラレーザー」と言われるレーザーでフラップを作る手術です。
このレーザーは特殊レンズを通したレーザーを角膜に照射することで角膜に直接触れることなくフラップを作ることができます。
また、イントラレーザーはコンピューター制御されており、従来のレーシックよりも精度の高い仕上がりになるとされています。
従来のレーシックではフラップの断面が均一にならずデコボコしてしまったりシワができることがありました。
また、コンピューター制御されることで医師の技術不足といった不安要素も解決されます。

コンピューター制御された機械で手術を行うメリットとして、手術時間が短縮されたこともあります。
手術時間は20分ほどで、レーザーの照射時間は数秒ほどです。
手術時間が短く済むことで眼への負担もかなり軽減されました。

一番大きなメリットは遠視の人も受けられるということです。
遠視は成長につれ改善することが多いと言われていますが成人しても遠視が残る人もいます。
遠視が大人になっても残ると目の調整機能が弱まり疲れやすかったり肩こりがひどくなったりする人が増えます。
軽度の遠視であれば従来のレーシックでも手術が可能でしたが、強い遠視は手術ができない場合が多かったのです。
イントラレーシックは今までより薄くフラップが作成できることで強い遠視の人でも手術が受けられる可能性が高まりました。

しかし、そんなイントラレーシックにもデメリットはあります。
まずは新しいレーシックなので機器の導入がされていない病院もある点です。
大手のレーシック専門病院ではほぼすべての病院が導入していますが、小規模の病院や一般病院ではまだ導入されていない場合があります。
手術を受けたいと思っている病院で機器が導入されているか事前に調べる必要があります。

また、新しい手術のため症例が少ないということもあります。
病院を選ぶときにはその病院でのイントラレーシックの症例数についても合わせて調べましょう。

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