レーシック手術は病院での手術とは言っても大学病院や一般病院での手術数は少ないです。
手術者の90パーセント近くはレーシック専門クリニックで手術を受けています。
レーシック専門クリニックでの手術数が多いのにはいくつか理由があります。

まずはレーシック専門クリニックの一番の特徴が、手術費用が安いことです。
レーシック手術を目的に来院する患者しかいないので手術や検査が効率的にスピーディーに行えるため一日に多くの患者を診れるためです。
また、来院者を増やすことで手術費用を安くしても利益を得ることができるのです。
これを専門に取り扱っているので最新機器の導入も早いというメリットもあります。
これは新しい手術のため手術開始当初の機器をまだ使っている病院も少なくありません。
その手術方式も増えたので自分の受けたい手術法がある人はレーシック専門クリニックで手術を受けることが多いです。

ただし、レーシック専門病院はこれにかかわることしか対応しないため適応検査で何か問題があった場合は別の病院にかかる必要があります。
眼に異常があってそれを治してから手術を受けることになれば、他の病院にかかる必要があるのです。
また、担当医師がついて検査からすべて担当するわけではないため当日まで執刀医と会えない場合もあります。
そのため、少々手術費用が掛かっても一般病院や大学病院で手術を受ける人もいます。

一般病院や大学病院であれば今までのかかりつけ医に手術を担当してもらえるため安心できるという人もいます。
ただし、費用はレーシック専門クリニックよりも高額であることやこれを導入している病院が少ないという点で問題があります。

レーシックはまだ新しい手術のため、地方では手術を行っているクリニックが少なく病院選びの選択肢が少ないものです。
近くにあるクリニックで決めるのでなく、遠方のクリニックも選択肢に入れて考えるようにしましょう。
特にレーシック専門クリニックは遠方からの手術者のために交通費補助や宿泊費補助などのサービスを行っていることもあります。
納得のいく手術が受けられるように一般病院や大学病院を含め多くのクリニックを候補に入れて選んでいきましょう。